競馬の玄人 実績

実績

競馬場に行くと、多くの中年男性、高齢者が競馬に興じており、目の前のレースで馬券をとったとらないで盛り上がっています。ここで見られるのが馬券に関する自慢です。このレースでこの馬券をとった、万馬券は久しぶりだ、これだけ稼ぐことができたなど、とにかく自分の話を聞いてほしいという人が意外と多く、ビギナーと呼ばれるような人たちがそれにつかまり、嫌な思いをするということがよくあります。

競馬の玄人はその点、実績をひけらかすようなことはしません。何より、そうしたものを人が嫌うということを知っており、実績に関しても人から指摘されて、恥ずかしながら語る程度にとどまるのが普通です。理由として、自分自身の中ではすでにそれは終わったことであり、関心を持つべきことではないという側面があるだけでなく、自分のことはどうでもよく、競馬を単に楽しみたいという気持ちもそうした思いにさせるきっかけとなっています。

実績をひけらかす人は自分自身に対する自信がない、正当な評価を受けていないという不満があるため、正当な評価をしてほしいという気持ちからそうした行動に出ることが指摘されています。競馬の玄人は自分自身でそうした評価を下し、自信もしっかりとあるため、わざわざ人に評価を求めるようなことはしません。こうした人に学ぶことができれば、より楽しくレースなどに触れることができ、様々な発見をしていくことができるため、お近づきになりたいところです。